電脳交通、公共交通車両の運行管理を簡単に構築できる開発環境を公開

オープンソース「Denno Mobility」とタクシー配車システム「DS」
  • オープンソース「Denno Mobility」とタクシー配車システム「DS」
  • 「Denno Mobility」で効率的に配車(イメージ)

電脳交通は、汎用性の高い開発基盤の提供を通じて、地域交通のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援するため、商用車両運行管理システムを構築できる開発環境「Denno Mobility(仮)」をオープンソースとしてgithubに公開した。

これによって多くのエンジニアや企業が、ドライバー不足などの問題を抱える地域公共交通を存続するためのシステム開発に関わることを促進する。

「Denno Mobility」は、同社が創業以来、30を超える地方自治体と共同で取り組んだ地域交通に関する実証実験や、デマンド交通サービスの開発・運用で培ったノウハウを元に開発したツール。地方自治体やITベンダー、エンジニアが運行管理システムを開発可能な汎用的基盤をオープンソースで提供する。


《レスポンス編集部》

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