二次電池の温度調整・制御技術、中国での特許総合力トップは韓国・LGエナジー

中国における二次電池の温度調整・制御 特許総合力
  • 中国における二次電池の温度調整・制御 特許総合力

パテント・リザルトは7月11日、中国特許庁において2000年以降に出願され、2023年6月1日までに公開された「二次電池の温度調整・制御」関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果を特許・技術調査レポートにまとめた。

リチウムイオン電池をはじめとする二次電池は、高温になると爆発の危険が生じ、低温になると出力や容量が低下する。そのため、リチウムイオン電池が正常に作動する温度範囲になるように調整・制御する必要がある。

●LGエナジーソリューションは特許数でも他社を圧倒

今回の調査では、中国における「二次電池の温度調整・制御」の関連技術について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行った。その結果、総合力ランキングは、1位:LGエナジーソリューション(韓国)、2位:BYD(中国)、3位:フォードモーター(米国)となった。


《纐纈敏也@DAYS》

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