二次電池の温度調整・制御技術、中国での特許総合力トップは韓国・LGエナジー

中国における二次電池の温度調整・制御 特許総合力
  • 中国における二次電池の温度調整・制御 特許総合力

1位のLGエナジーソリューションは韓国LG化学より電池事業をスピンアウトして設立された会社。総合力だけでなく、有効特許件数でも他社を圧倒している。同社の注目度の高い特許には「ケースに熱伝導性材料を用いた電池モジュール」等が挙げられる。

●自動車メーカーが上位に

2位BYDは「単一の温度ではなく周囲温度と電池温度により決まる温度で動作する加熱制御システム」等、3位フォードは「電池温度に基づいた充電・加熱制御技術」等が注目度の高い特許として挙げられる。

6位以下は、トヨタ自動車(日本)、CONTEMPORARY AMPEREX TECHNOLOGY(寧徳時代新能源科技・中国)、ゼネラルモーターズ(米国)、パナソニック(日本)等、電池メーカーだけでなく、自動車メーカーが上位に多く入っている。

《纐纈敏也@DAYS》

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