日経平均株価は前日比260円13銭高の3万1148円01銭と反発。朝方は安く始まったが、幅広い銘柄に値ごろ感からの買いが入り、プラス圏に浮上した。米下院で債務上限停止法案が可決されたことも、安心感を誘った。
31日のニューヨークダウは134ドル安の3万2908ドルと続落。債務上限問題を巡る合意案の下院での採決を控え、模様眺め気分が支配的。米連邦準備理事会(FRB)の金融引締め政策の継続、景気後退に対する警戒感から売りが優勢な展開となった。ハイテク株主体の米ナスダック市場は4日ぶりに反落。
円相場は1ドル=139円台半ばで推移したが、自動車株は軒並み安。