JR東日本は、2022年12月5日に営業運転を開始した気仙沼線のBRT(バス高速輸送システム)の自動運転バスを、2024年秋ごろまでに60km/hでの自動運転レベル4(条件付き完全自動運転)に引き上げていくことを目指す。
同路線でのBRT自動運転バスは現在、自動運転レベル2(高度な先進運転支援システム)で運行している。輸送機関のドライバー不足が深刻化する中で、持続的に公共交通を運営していくため、自動運転のレベルを引き上げていく。
この一環で、障害物検知能力を向上するなど、自動運転バスの安全性、信頼性を向上して、関係箇所との協議や必要なデータを取得して、審査を経ることで、2024年秋ごろまでに日本初となる60km/hでのレベル4に引き上げていくことを目指す。