トヨタ『カムリ』が日本国内の販売終了、海外専売車種に[新聞ウォッチ]

トヨタ・カムリ現行
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桜が咲くこの季節は、異動・転勤・引越し・入社・退職など、ビジネスの世界でも出会いと別れの時期とも言われているが、そんな中、トヨタ自動車が、セダンの代表車種『カムリ』の国内向けの車両生産を2023年末に終了、43年間の歴史に幕を下ろすそうだ。

きょうの日経などが報じているが、すでに全国の販売店などに通知。順次国内販売を終えるが、輸出のための国内生産は継続し、開発中の新型モデルからは海外専売の車種とするという。

カムリは「憧れの車」として『カローラ』などと並ぶ世界戦略車だが、1980年の発売以来、国内では累計130万台ほど販売した。ただ、近年は国内ではスポーツ用多目的車(SUV)やミニバンの人気に押されて販売が低迷。2017年に全面改良した現行モデルは10代目にあたるが、2021年度の販売台数は計8933台で、同じトヨタの小型車『ヤリス』(約19万1000台)の20分の1以下にとどまっていたという。

2023年3月23日付

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●「侍」世界一企業も熱く、グッズ販売「前回の3倍」(読売・8面)

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《福田俊之》

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