JR北海道は3月15日、北海道新幹線の札幌延伸に伴なう札幌駅南口の再開発事業が札幌市より認可されたと発表した。

この事業は、JR北海道や札幌市など、12者が共同で推進する「北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」と呼ばれるもので、現在、バスターミナルと一体となった商業施設の「札幌エスタ」(エスタ)部分と、道路1本東に隔てた札幌市所有地を合わせた2ha超えの用地に、2028年度の竣工を目指してホテルやオフィス、バスターミナルが入る高さ約245mの43階建て高層ビルが建設される。

認可を受けて3月17日には市街地再開発組合を設立。2023年度中に着工されため、エスタは8月31日限りで閉店、バスターミナルは9月30日限りで閉鎖される。
その後は、バスターミナルの代替として、札幌駅南口周辺に仮バス停を設置。エスタ閉店後は、札幌市営地下鉄東豊(とうほう)線さっぽろ駅とJR札幌駅を結ぶ通路が変更される。

