運転代行「エアクル」が折りたたみ電動バイクで代行の「myKeeper」と協業、和歌山県でサービスへ

エアクル:注文の流れ
  • エアクル:注文の流れ
  • エアクル(アルパカラボ)とmyKeeperが協業
  • エアクル:アプリダウンロード数

アルパカラボが展開する運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」が3月1日より、和歌山県でサービス提供を始めた。

2020年8月に沖縄県で展開を始めたエアクル。同社によると、アプリによる配車時間が平均30秒、平均到着時間が9分となり、従来と比較し80%以上の時間短縮を実現したという。現在、福岡県にも展開し、利用者は6万ダウンロード、累計注文数は12万件を超え、運転代行業者は140業者300台以上が登録されているという。

和歌山県では2022年12月時点で運転代行業者が138業者登録し、人口10万人当たりの運転代行業者数が沖縄県に次いで多く、非効率的な業務形態や価格競争など、沖縄県と同様の課題を抱えていることに加え、和歌山県は人口1000人当たりの飲酒運転検挙率が全国で3番目に多いにも関わらず、コロナ禍によるドライバー不足で、利便性低下による飲酒運転リスクの上昇も招いていたという。

和歌山県での展開では、1人運転請負サービス「ONEMAN(ワンマン)」を提供する和歌山県が本社のベンチャー企業「myKeeper」と協業する。「ONEMAN」は、利用者の車に折りたたみ電動バイクを積載することで、ドライバー1名で送迎が可能となるサービスで、2人1組で運行する運転代行業と比べ、人件費や燃料費を削減を目指しているという。

《中島 丈晴》

【注目の記事】[PR]

教えて!はじめてEV

特集