ホンダは米国現地法人アメリカン・ホンダモーターの敷地内に燃料電池(FC)定置電源を設置し、3月3日(現地時間)より同社データセンター向けの非常用電源として実証運用を開始した。
今回使用するFC定置電源は、燃料電池自動車(FCEV)『クラリティ フューエル セル』のFCシステムを再利用。4基のFCシステムで構成する約250kWのユニットを2台接続することで、合計約500kWの出力を実現する。また、ユニットを追加接続することで、さらなる高出力化が可能。各ユニットは上から見てL字形やZ字形など、設置環境に合わせて配置できる。