マツダ『MX-30』、EV版に2023年型…米国発表

マツダ MX-30
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マツダの米国部門の北米マツダは110日、EVMX-30』(Mazda MX-30)の2023年モデルを発表した。欧州で113日に発表予定のロータリーエンジンを積むPHEVに関するアナウンスはない。

MX-30のパワートレインは、マツダのマルチソリューション電動化戦略従い、米国市場向けは欧州と同じく、まずはEV202110月、米国市場で発売された。

MX-30EVには、新世代の電動化技術の「e-SKYACTIV」を搭載する。システムは、モーター、バッテリーパック、インバーター、DC-DCコンバーターなどで構成される。インバーターは、バッテリーからの直流電流を交流に変換してモーターを駆動し、DC-DCコンバーターは電圧を降圧して自動車の12V補機に電力を供給する。

モーターやインバーター、DC-DCコンバーター、ジャンクションボックスは一体設計され、車両フロントの高電圧ユニットに組み込まれた。米国仕様の場合、モーターは最大出力143hp、最大トルク27.6kgmを引き出し、前輪を駆動する。床下にレイアウトされる高電圧バッテリーのサイズは、ライフサイクル全体でCO2排出を最小限に抑えるように、選択された。

バッテリーパックは高さを減らして、キャビンスペースへの侵入を最小限に抑えるコンパクト設計とした。バッテリーケースはMX-30のボディシェルにしっかりと固定されており、車両全体の剛性を高めている。このリチウムイオンバッテリーは、蓄電容量35.5kWh1回の充電での航続は、最大160km、としている。

《森脇稔》

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