TCIは、AIカメラシステムを搭載したバス車内置き去り防止装置「SOS-0001」を10月3日より発売する。
昨年、バス車内置き去りにより、園児が熱中症で死亡するという悲惨な事件が発生。これを受け、TCIではバス車内置き去り事故の再発防止に向けて製品開発をスタートした。しかし先日、再びのバス車内置き去りによる死亡事故が発生。一刻も早く幼稚園送迎バスやスクールバスに搭載してもらうべく開発を急ぎ、9月初旬、バス車内置き去り防止装置が完成した。
TCIは、大手フォークリフトメーカーや重機会社などで導入されているAIカメラソリューションを独自に応用開発することで、置き去り防止対策の完全自動化を実現した。SOS-0001はエンジン停止60秒後よりカメラシステムが自動で起動し、人間の姿のみ(幼児も含む)をAIが自動で認識・判断。車内に残された人間を検知すると、大音量の警告音と光で周囲に知らせ、置き去りを防止する。
1台のモニターに接続できるカメラは最大4台。前方、後方だけでなく、大型車両であれば中間地点にもカメラを設置可能。死角をなくすことで、より確実に置き去りを防止する。また、赤外線ランプを搭載。シャッター付き車庫などの暗所や夜間でも人間の姿を検知する。
価格(税別)は55万円。職員室や教室に設置できる遠隔ブザーも「ワイヤレスパトライト」もオプション(18万円)で用意する。
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¥1,000
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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