相鉄・東急直通線の定期で横浜駅も乗降可…YOKOHAMAどっちも定期 2023年3月発売

相鉄・東急直通線で運用される相鉄21000系。
  • 相鉄・東急直通線で運用される相鉄21000系。
  • 「YOKOHAMAどっちも定期」の概要。相鉄本線・上星川~平沼橋間発着の定期でも、有効区間に西谷~新横浜間が含まれていれば、逆方向となる横浜駅で乗降できる。
  • 工事が進む相鉄・東急直通線の新横浜駅。「YOKOHAMAどっちも定期」の利用は、相鉄・西谷駅からここまでが区間に入っていることが条件となる。

相模鉄道(相鉄)は9月1日、2023年3月の相鉄・東急直通線開業に合わせて導入する新たなIC通勤定期券の名称を「YOKOHAMAどっちも定期」に決定したと発表した。

この定期券は、相鉄・東急直通線のうち「相鉄新横浜線」と呼ばれる西谷~新横浜間を含むIC通勤定期券の利用者が、特例的に運賃の追加なしに相鉄本線西谷~横浜間に乗車し、相鉄線の横浜駅で乗降ができるもので、相鉄では「平日は相鉄新横浜線経由でラクラク通勤、休日は横浜駅周辺でお買い物、といったご利用が可能となります」としている。

「YOKOHAMAどっちも定期」の概要。相鉄本線・上星川~平沼橋間発着の定期でも、有効区間に西谷~新横浜間が含まれていれば、逆方向となる横浜駅で乗降できる。「YOKOHAMAどっちも定期」の概要。相鉄本線・上星川~平沼橋間発着の定期でも、有効区間に西谷~新横浜間が含まれていれば、逆方向となる横浜駅で乗降できる。

相鉄発行ではない連絡定期券でも条件を満たせばこの特例が適用されるが、上星川~平沼橋間の各駅で途中下車した場合は別途、追加運賃が必要となる。また、事故などで西谷~横浜間を利用できない場合でも、振替輸送の対象にはならない。

工事が進む相鉄・東急直通線の新横浜駅。「YOKOHAMAどっちも定期」の利用は、相鉄・西谷駅からここまでが区間に入っていることが条件となる。工事が進む相鉄・東急直通線の新横浜駅。「YOKOHAMAどっちも定期」の利用は、相鉄・西谷駅からここまでが区間に入っていることが条件となる。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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