相模鉄道(相鉄)は9月1日、2023年3月の相鉄・東急直通線開業に合わせて導入する新たなIC通勤定期券の名称を「YOKOHAMAどっちも定期」に決定したと発表した。
この定期券は、相鉄・東急直通線のうち「相鉄新横浜線」と呼ばれる西谷~新横浜間を含むIC通勤定期券の利用者が、特例的に運賃の追加なしに相鉄本線西谷~横浜間に乗車し、相鉄線の横浜駅で乗降ができるもので、相鉄では「平日は相鉄新横浜線経由でラクラク通勤、休日は横浜駅周辺でお買い物、といったご利用が可能となります」としている。

相鉄発行ではない連絡定期券でも条件を満たせばこの特例が適用されるが、上星川~平沼橋間の各駅で途中下車した場合は別途、追加運賃が必要となる。また、事故などで西谷~横浜間を利用できない場合でも、振替輸送の対象にはならない。
