街の人が笑顔で元気になる「110の言葉」をラッピングしたタクシーが、東京都内で走行中だ。
一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会と、公益社団法人日本広告制作協会(OAC)が共同で行う企画、「ココロを運ぶ一行タクシー」の一環として行われた今回のラッピング。2022年は、長引くコロナ禍で打撃を受けたタクシー業界から、街ゆく全ての人を元気づけたいという思いで、「人と街にエール!」と題して作品を募集した。
全国から寄せられたフレーズは18,173本。その中から、2022年が日本でタクシー営業開始から110周年であることにちなみ、110本のフレーズが選ばれ、1作品につき1台のタクシーにラッピングされることになった。
選ばれた作品は「会わずにすむ時代に会いたい人がいる」といった時代を切り取るものや、「恋とタクシーはタイミング。」といったクスリと笑えるものまで。ラッピングタクシーには約280台に1台の確率で出会えるという。運良くラッピングタクシーに乗車することができた乗客には、記念カードが進呈される。

また、8月6日には有楽町駅前広場にて、8月5日の「タクシーの日」にちなんだイベントが開催され、本企画の優秀作品の表彰が行われる。
特別なラッピングが施された110台のタクシーは東京都内を走行中で、8月20日までの運行予定だ。