東京地下鉄(東京メトロ)は7月20日、有楽町線小竹向原~新木場間で8月6日からワンマン運転を開始すると発表した。これにより同線は和光市~新木場間全線がワンマン化される。
有楽町線では将来のホームドア導入やワンマン運転を視野に入れた自動列車運転装置(Automatic Train Operation=ATO)による運行を2010年5月から開始しており、2013年12月には有楽町線全駅へのホームドア設置を完了。2015年3月には副都心線が線路を共用する和光市~小竹向原間がワンマン化されていた。
ワンマン化へ向けた有楽町線の自動運転は、運転士が前方に乗務し、列車の起動やドア扱い、緊急停止操作、避難誘導を行なう「GoA2」と呼ばれる半自動運転(STO)方式で、全線ワンマン化後も現行時刻で運行される。