ホンダ(Honda)の中国部門は7月5日、2022年上半期(1~6月)の中国新車販売の結果を発表した。総販売台数は67万9227台。前年同期比は13.6%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開している。2022年上半期実績は、東風ホンダが前年同期比22.3%減の32万8024台と、2年ぶりに減少した。広汽ホンダも3.7%減の35万1203台と、2年ぶりに前年実績を下回った。
広汽ホンダでは、セダンの『アコード』や『クライダー』、コンパクトカーの『フィット』などを販売。東風ホンダでは、SUVの『CR-V』と『XR-V』、セダンの『シビック』などを販売している。
また、2022年上半期の「スポーツハイブリッド」搭載車の販売台数は10万0022台。前年同期比は14.4%のマイナスだった。
ホンダの2021年の中国新車販売台数は156万1540台。前年比は4%減と、3年ぶりに前年実績を下回っている。