アキュラ米国販売、NSX が「タイプS」効果で5%増 2022年上半期

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ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラ(Acura)は7月2日、2022年上半期(1~6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は5万2860台。前年同期比は40.2%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

全販売台数5万2860台の内訳は、乗用車が1万5011 台で、前年同期比は37.2%減と2年ぶりのマイナス。SUVは3万7849台を売り上げ、前年同期比は41.3%減と2年ぶりに前年実績を下回った。

セダン系では、スポーツセダンの『TLX』が、7122台を販売。前年同期比は53.8%減とマイナスに転じる。『ILX』は6267台を売り上げ、前年同期比は23.9%減と後退した。最上位車の『RLX』(日本名:ホンダ『レジェンド』に相当)は、米国での販売を終了している。

SUVでは、ミドルクラスの『MDX』が、前年同期比35.8%減の2万3610台と後退した。コンパクトクラスの『RDX』は1万4239台。前年同期比は48.6%減とマイナスに転じた。

スポーツカーでは、『NSX』が123台を販売した。現行型の最終モデルの「タイプS」の効果で、前年同期比は5.0%増と回復している。

アキュラの2021年の米国新車販売台数は15万7408台。前年比は14.9%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。


《森脇稔》

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