トヨタ自動車は6月29日、『プリウス』のハイブリッドシステムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2009年5月14日~2014年2月5日に製造された8669台となる。
ハイブリッドシステムにおいて、異常判定時の制御プログラムが不適切なため、極低速から急加速するような高負荷走行時等に昇圧回路の素子が損傷した場合、フェールセーフモードに移行できないことがある。そのため、警告灯が点灯し、ハイブリッドシステムが停止して、走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、異常判定時の制御プログラムを対策仕様に修正する。制御プログラム修正後に素子が損傷して警告灯が点灯した場合は、電力変換器のモジュールを無償交換する。
不具合および事故は起きていない。社内からの情報により発見した。
なお本件は、2020年6月24日付けでリコールを届け出ているが、対象車両の選定に一部誤りがあったことが判明したため、対象車両を追加して再度リコールを届け出た。






 
           
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