特急券や指定券の購入でポイントが貯まる…西武のチケットレスサービスがリニューアル 12月

西武特急の主力001系『Laview』。
  • 西武特急の主力001系『Laview』。
  • 『Laview』の車内。
  • リニューアル後はポイント積立て方式が廃止され、発売額と同じ額をその都度決済できるようになる。
  • Smoozのリニューアル後は西武線アプリからシームレスに特急券や指定券の購入が可能に。

西武鉄道(西武)は6月16日、チケットレスサービス『Smooz』を12月に全面リニューアルすると発表した。

Smoozは2013年からスタートした特急券や指定券のウェブ購入サービスで、今回のリニューアルはこの会員基盤を西武グループの会員サービス『SEIBU PRINCE CLUB』に一元化するための措置。

リニューアル後はSmoozで特急券や指定券を購入すると「SEIBU POINT」が付与されるようになるほか、Smooz上でポイントを特急券や指定券と交換することができるようになる。特急券や指定券の購入は会員登録なしでも利用できるようになる(一部利用できないサービスあり)。

『Laview』の車内。『Laview』の車内。

また、特急券や指定券購入は1000円単位で積み立てしたポイントで決済する方式となっているが、リニューアル後は発売額単位でその都度決済する方式に変更される。

リニューアル後はポイント積立て方式が廃止され、発売額と同じ額をその都度決済できるようになる。リニューアル後はポイント積立て方式が廃止され、発売額と同じ額をその都度決済できるようになる。

このほか、西武線アプリのトップ画面にある時刻表や列車走行位置画面の特急列車・座席指定列車のアイコンから特急券・指定券購入画面へ遷移することで、シームレスな購入が可能となる。

Smoozのリニューアル後は西武線アプリからシームレスに特急券や指定券の購入が可能に。Smoozのリニューアル後は西武線アプリからシームレスに特急券や指定券の購入が可能に。

注意するべき点は、現行Smoozの会員情報は新しいSmoozに引き継がれないため、継続して利用する場合、リニューアル後から2023年3月までの間に一旦、退会し、登録し直す必要があることで、ポイントの積立て方式が廃止されるため、退会手続きを行なわないと未使用の積立てポイントが戻らない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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