広電宮島口駅を海側へ移設…宮島行きフェリーとの乗継ぎを円滑化 7月2日

移設とともに新築される広電宮島口駅西側のイメージ。
  • 移設とともに新築される広電宮島口駅西側のイメージ。
  • 移設とともに新築される広電宮島口駅南側のイメージ。
  • 広電宮島口駅の移設位置。
  • 現在の広電宮島口駅。
  • 宮島航路

広島電鉄は6月2日、宮島線の広電宮島口駅(広島県廿日市市)付近の駅と軌道を7月2日14時頃に移設すると発表した。

これは広島県と廿日市(はつかいち)市が「『世界遺産・宮島』との繋がりを意識した観光交流拠点としての地区の快適性と賑わいの両立」を目的として、2016年3月に策定した宮島口地区整備事業の一環として行なわれるもので、現在地より約70m海側へ移設され、駅舎も装いを新たにする。

広電宮島口駅の移設位置。広電宮島口駅の移設位置。

これにより、宮島へのフェリーターミナルとして2020年2月に完成した宮島口旅客ターミナルに近くなり、宮島線と宮島行きフェリーとのスムーズな乗継ぎが可能になるという。

移設とともに新築される広電宮島口駅南側のイメージ。移設とともに新築される広電宮島口駅南側のイメージ。

なお、移設当日の宮島線は試運転が行なわれるため、始発から移設までの間、広電宮島口~JA広島病院前間が運休となり、バスによる代行輸送が実施される。

現在の広電宮島口駅。現在の広電宮島口駅。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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