大阪メトログループは5月24日、オンデマンドバスの収益力の向上とニーズを掘り起こすため、エリア内の企業や施設などの法人に、新規乗降場所設置と既存乗降場所のネーミングライツを販売すると発表した。
オンデマンドバスは、実用化に向けた社会実験として北区(キタエリア)、福島区(福島エリア)、生野区(生野エリア)、平野区(平野Aエリア・平野Bエリア)の大阪市内4区5エリアで運行している。
今回、各エリア内の企業や施設などの法人が、近くに乗降場所を設置することで、通勤利便や集客力向上を図る。エリア内に乗降場所が増えることで、多くの人にオンデマンドバスを利用してもらう。
新規乗降場所の設置は月額2万2000円で、既存の乗降場所を企業や施設の名称に変更するネーミングライツが月額1万1000円。
今後、同社が目指す都市型MaaS(モビリティアズアサービス)実現に向け、継続したサービスアップに取り組み、大阪のまちの発展と、市民・顧客の生活の質向上に貢献できるよう取り組む。