VWグループ、営業利益は73%増 2022年第1四半期決算

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フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は5月4日、2022年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。営業利益は73.0%増加している。

同社の発表によると、第1四半期の売上高は、627億4200万ユーロ(約8兆6315億円)。前年同期の623億7600万ユーロに対して、0.6%増と2年連続で前年実績を上回った。

また、第1四半期の営業利益は、83億2300万ユーロ(約1兆1450億円)。前年同期の48億1200万ユーロに対して、73.0%増と大幅な増益となっている。

大幅な増益となった要因は、新車販売構成や価格設定の改善、継続的なコスト削減などによるもの。半導体とワイヤーハーネスの世界的な不足に関しても、ヨーロッパ、中国、南北アメリカの主要市場間でリソースを再配分することにより、緩和した。

フォルクスワーゲングループのヘルベルト・ディースCEOは、「グローバル企業として、世界の主要エリアに生産施設を擁する。このグローバルなセットアップが、多くの悪影響を軽減するのに役立った」と述べている


《森脇稔》

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