東武鉄道(東武)は4月25日、2023年に導入する新型『スペーシア』N100系のインテリアを発表した。

N100系は6両編成で、東武日光方から1号車がカフェカウンターがある「コックピットラウンジ」、2号車が「プレミアムシート」、3・4号車が「スタンダードシート」、5号車が「ボックスシート」と「スタンダードシート」、6号車が7人用個室と4人用個室からなる「コックピットスイート」となる。

最上級車両は6号車の「コックピットスイート」で、前位の7人用個室では前面展望や側面展望を楽しめる。1号車の「コックピットラウンジ」は日光金谷ホテルや日光に残るかつての大使館別荘をモチーフにしたカフェラウンジ的スペースで、「コックピットスイート」と同様に前面・側面展望を楽しめる。

N100系は4本24両が導入される予定で、100系と比べ40%の二酸化炭素(CO2)削減を図るとともに、日光線(下今市~東武日光)と鬼怒川線(下今市~新藤原)では、2022年度中にも運行に使用する電力を化石燃料を使用せずに発電したことを証明するFIT非化石証書付き電力に置き換えられることから、CO2排出量を実質的にゼロとするカーボンニュートラルな運行を行なうとしている。
