新型ステップワゴン特別展示を開催 新型のカットモデルと初代モデルが登場

新型ステップワゴン特別展示を開催 新型のカットモデルと初代モデルが登場
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  • 初代ステップワゴン
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  • 新型ステップワゴンのカットモデル
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ホンダは3月24日、東京・青山のホンダウェルカムプラザ青山で、この春に発売が予定されている新型ステップワゴンの特別展示を開催。その取材会が行われた。

取材当日は、教育玩具・遊具や子供向けのあそび場作りで有名な株式会社ボーネルンドの中西みのり副社長が来場。タレントで2児の母でもある鈴木あきえさんの司会で、新型ステップワゴンのインテリアデザインを手がけた本田技術研究所の矢口史浩氏、エクステリアを担当したホンダアクセスの大西優一氏を交え、それぞれの視点で、家族と商品の結びつきについて語られた。

新型ステップワゴンのカットモデル新型ステップワゴンのカットモデル

家族とクルマはどう変わったのか?

「クルマではなく家族が主役と考え、暮らしをもっと豊かにして、家族を幸せにするアイテム」と矢口氏が形容するステップワゴンと「子供の発達や成長へいかに寄与するかを考え、遊び道具や環境はそのツールであり、中心となるのは子供とその家族」と中西氏が表現するボーネルンドの理念が共通することから、今回の対談が行われたという。

いっぽうで、それぞれが個別の満足を求める現代の家族像として「同時多幸家族」という考え方が開発のキーワードにあったと、大西氏は述べる。そのために自由度を高めたシートアレンジに関して、鈴木さんは「子供のお世話モードだけでなく、付かず離れずモードというものがあるのに感動」し、中西氏も「時と場合を選ばない子供の欲求に応えながら、いかに緊張感を緩和して安全に運転できるかを実現している印象」を持ったという。

新型ステップワゴンのカットモデル新型ステップワゴンのカットモデル

会場には、そうした車内設計の配慮や広さがわかりやすいようボディを切り取った、新型ステップワゴンエアーのカットモデルを初公開。ホンダ史上最大を謳う車内空間や、クルマ酔いしにくい視界をもたらすフロアなどこだわった設計を視覚的に訴求するのに加え、ファミリーで乗車するシーンを想定したシートアレンジや使い方の提案も盛り込まれた。

また、新型ステップワゴンスパーダと、新型のデザインモチーフとなった、1996年発売の初代ステップワゴンを並列展示。ユーザーの間でも話題となっている初代との類似性と、26年を経ての進化ぶりが、実際に見比べできる。

初代ステップワゴン初代ステップワゴン

さらに、新型では独自のシートアレンジを活かした「車内テレワーク空間」を構築。あわせて、ボーネルンドの協力で、テレワークをしながら子供に目が届くあそび場の「車外キッズ空間」を提案。新しい生活様式にマッチする使い方を、具体的に表現している。

対する初代は、たまごっちや使い捨てカメラといったアイテムを用いて、当時のおでかけシーンを再現。ステップワゴンのある生活を想像させるだけでなく、当時を知るひとならばなつかしさにも浸れそうだ。

このほか、初代から新型までの各車種がデザインされたナンバープレートが作れるコーナーや、各世代が現役だった頃の流行などをたどるすごろくといった、子供も楽しめるコーナーを併設。4月15日まで一般公開される。

《関耕一郎》

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