新潟駅の全面高架化は6月5日…前日には信越本線と白新線の新潟近郊が終日運休に

現在の新潟駅在来4番線(左)と在来5番線(右)。5番線の右手は新幹線ホーム。左の115系は3月のダイヤ改正で引退している。2020年1月1日。
  • 現在の新潟駅在来4番線(左)と在来5番線(右)。5番線の右手は新幹線ホーム。左の115系は3月のダイヤ改正で引退している。2020年1月1日。
  • 在来線5番線ホームに隣接する新幹線11番線ホーム。写真のE4系は2021年10月に引退した。2020年1月1日。
  • 白新線のE129系普通列車。6月4日は新潟~東新潟間が終日運休となる。2020年1月1日。
  • 新潟駅4番線ホームから見た白山方。
  • 全面高架化後の新潟駅。撤去される8・9番線は1番ホーム方(左手)にある。整備される左の万代広場には地上1・2番線があった。
  • 新潟駅構内の平面図。上が現在で下が全面高架化後。
  • 6月4日に実施される線路切換工事時の運行計画。
  • かつての新潟駅万代口駅舎。2021年5月から解体工事に入っている。駅前には2025年度までに「万代広場」と称した駅前広場が整備される。

JR東日本新潟支社は3月22日、新潟駅を6月5日から全面的に高架化すると発表した。

同駅の高架化は、新潟駅を挟んだ信越本線や白新線、越後線を含む約2.5km区間を高架化する新潟市の新潟駅付近連続立体化工事の一環として行なわれているもので、新潟駅では地上の在来線ホームを新幹線ホームと同じ3階へ移設するため、旧地上3~7番線の上に高架1~5番線を建設。2018年4月の高架1次開業ではこのうち2~5番線が高架ホームとなり、5番線ホームと新幹線11番線ホームを利用した新在の対面乗換えが可能となった。

全面高架化後の新潟駅。撤去される8・9番線は1番ホーム方(左手)にある。整備される左の万代広場には地上1・2番線があった。全面高架化後の新潟駅。撤去される8・9番線は1番ホーム方(左手)にある。整備される左の万代広場には地上1・2番線があった。

今回は残る1番線も高架化され、在来東改札が使用開始される一方、地上に残っていた在来8・9番の仮線や、万代口改札、在来線東口改札が撤去される。

新潟駅構内の平面図。上が現在で下が全面高架化後。新潟駅構内の平面図。上が現在で下が全面高架化後。

これに伴ない線路切換工事が行なわれることから、6月4日は信越本線越後石山~新潟間と白新線東新潟~新潟間が終日運休となり、信越本線では新潟~亀田間、白新線では新潟~東新潟・豊栄間でバス代行を実施。白新線を走行する特急『いなほ』は豊栄~酒田・秋田間の臨時快速として運行され、豊栄駅で代行バスに連絡する。

また、新潟~新井・妙高高原間の特急『しらゆき』は新津折返しで運行。越後線では一部列車の運休や時刻変更が実施される。

6月4日に実施される線路切換工事時の運行計画。6月4日に実施される線路切換工事時の運行計画。
《佐藤正樹》

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