JR東日本新潟支社は3月22日、新潟駅を6月5日から全面的に高架化すると発表した。
同駅の高架化は、新潟駅を挟んだ信越本線や白新線、越後線を含む約2.5km区間を高架化する新潟市の新潟駅付近連続立体化工事の一環として行なわれているもので、新潟駅では地上の在来線ホームを新幹線ホームと同じ3階へ移設するため、旧地上3~7番線の上に高架1~5番線を建設。2018年4月の高架1次開業ではこのうち2~5番線が高架ホームとなり、5番線ホームと新幹線11番線ホームを利用した新在の対面乗換えが可能となった。

今回は残る1番線も高架化され、在来東改札が使用開始される一方、地上に残っていた在来8・9番の仮線や、万代口改札、在来線東口改札が撤去される。

これに伴ない線路切換工事が行なわれることから、6月4日は信越本線越後石山~新潟間と白新線東新潟~新潟間が終日運休となり、信越本線では新潟~亀田間、白新線では新潟~東新潟・豊栄間でバス代行を実施。白新線を走行する特急『いなほ』は豊栄~酒田・秋田間の臨時快速として運行され、豊栄駅で代行バスに連絡する。
また、新潟~新井・妙高高原間の特急『しらゆき』は新津折返しで運行。越後線では一部列車の運休や時刻変更が実施される。
