日野自動車は3月11日、排ガス・燃費性能試験での不正行為発覚を受け、外部の法律専門家や有識者で構成する特別調査委員会を設置したと発表した。
日野は3月4日、日本市場向け車両用エンジンの排出ガスと燃費に関する認証申請で不正行為があったことを確認し、エンジン性能に問題があることも判明したと発表した。
特別調査委員会は元大阪高等検察庁検事長の榊原一夫弁護士が委員長を努め、ヤマハ発動機の島本誠顧問、沖田美恵子弁護士が委員として参加。この事案の全容解明と真因分析に加え、同社の組織のあり方や開発プロセスにまで踏み込んだ再発防止策の提言を行う。