メルセデスベンツ、実質利益が4.4倍に 2021年通期決算

メルセデスベンツグループのドイツ本社
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メルセデスベンツグループ(Mercedes-Benz Group、旧ダイムラー)は2月24日、2021年通期(1~12月)の決算(確定値)を発表した。およそ4.4倍の増益を達成している。

同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の売上高は、1679億7100万ユーロ(約21兆7305億円)。前年の1543億0900万ユーロに対して、9%増と2年ぶりに増加した。

また、2021年通期のEBIT(利払前・税引前利益)は、290億6900万ユーロ(約3兆7610億円)。前年の66億0300万ユーロに対して、およそ4.4倍の増益となった。

前年は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響により、業績が落ち込んだ。今期は世界的な半導体不足の影響を受ける中で、商品ラインナップや価格設定が功を奏し、収益を押し上げた。

メルセデスベンツグループ取締役会のオラ・ケレニウス会長は、「2021年はメルセデスベンツにとって、戦略的な進歩を遂げた1年だった。この変革がどのように勢いを増しているのか、業績の数値が示している」と述べている。

《森脇稔》

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