ダイムラー、メルセデスベンツグループに社名変更…電動モビリティを重視

メルセデスベンツグループのドイツ本社
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ダイムラー(Daimler)は2月1日、ダイムラーの社名を、メルセデスベンツグループに変更した、と発表した。

今回の発表は、ダイムラーによる傘下の「ダイムラートラック」の分社化計画と密接な関係がある。ダイムラーは、ダイムラートラックを完全に独立した企業とし、ダイムラートラックはドイツ・フランクフルト証券取引所に2021年12月、株式を上場した。

これにより、現在のダイムラーは、メルセデスベンツ乗用車&バンが主体の企業になる。これを受けて、2月1日付けで、ダイムラーは社名をメルセデスベンツグループに変更した。

メルセデスベンツグループは、乗用車ブランドのメルセデスベンツ、メルセデスAMG、メルセデスマイバッハ、メルセデスEQをはじめ、バン事業に集中していく。

メルセデスベンツグループ取締役会のオラ・ケレニウス会長は、「電動モビリティと車載ソフトウェアを重視することで、創業者の遺産を継続したいと考えている」と述べている。

《森脇稔》

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