ヴァレオ、フル電動の48Vモーターサイクル発表へ…CES 2022

ヴァレオのフル電動の48Vモーターサイクル
  • ヴァレオのフル電動の48Vモーターサイクル
  • ヴァレオの「48V eAccess」
  • シトロエン・アミ

ヴァレオ(Valeo)は、1月5日に米国ラスベガスで開幕するCES 2022において、フル電動の48Vモーターサイクルを初公開する。12月20日、ヴァレオが発表した。

ヴァレオは48Vシステムのパイオニアであり、世界のリーダーの一角を占める、と自負する。48Vシステムは、費用対効果の高い方法で車両に電力を供給し、とくに都市向けの小型車両など、新しい形態のモビリティに適しているという。

ヴァレオの48Vシステムが最初に登場したのは、自動車向けで、プラグインハイブリッド(PHV)とEV向けのシステムだった。その後、eトラック、自動運転シャトル、eスクーター、三輪車、配達用ドロイドに、48Vシステムを拡大させてきた。

例えば、都市向け小型車用の電動パワートレインソリューションの「48V eAccess」は、電動モーター、トランスミッション、インバーターで構成されている。 48V eAccessを搭載した車両は、45~100km/hの速度で、CO2を排出することなく、100kmの航続を可能にする。このソリューションは、廉価で、取り付けが簡単で、とくに都市部や郊外での使用に適している。ヴァレオ48V eAccessは、シトロエンのシティコミューターEV『アミ』に搭載されている。

なお、ヴァレオの48V eAccess は、ハイブリッド車用の電動システムにも、小型の都市車両に搭載するフルEV用の電動モーターにも使用できる、としている。

《森脇稔》

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