グルメ冷凍自動販売機…東京メトロに名店ラーメン、営業は始発から終電まで

グルメ冷凍自動販売機「FROZEN24マート」(南北線飯田橋駅)
  • グルメ冷凍自動販売機「FROZEN24マート」(南北線飯田橋駅)
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  • グルメ冷凍自動販売機「FROZEN24マート」

このコロナ禍で、これまで思いもつかなかった鉄道サービスが実現し、毎日の移動が楽しくなってくる場面が増えてきた。東京メトロの駅ナカもそう。カフェやバー、ショッピングモール、個室オフィスなど、いま求められているサービス空間が次々と出現している。そんなメトロが仕掛けた次の一手が、名店ラーメンだ。

東京メトロとメトロコマースは、コロナウイルスの感染拡大で食生活をはじめさまざまな生活様式が変わるなか、有名店の味を自宅でも安心して楽しみたいというニーズにあわせ、グルメ冷凍自動販売機「FROZEN24マート」(SOBO運営)を東京メトロ線の駅構内に初めて設置した

設置場所に選んだのは、南北線飯田橋駅(東京都新宿区)。東京メトロ線内で飯田橋駅といえば、一部の人たちからは「東西線と南北線の交差する駅、つまり東京のどまんなかの駅」といわれる駅だ。

東京メトロが、そんな「東京のどまんなかの駅」飯田橋駅に仕掛けたグルメ冷凍自動販売機の商品ラインナップは、一風堂「白丸元味」、ラーメン凪「すごい煮干ラーメン」、えびすこ「富山名物 俺のブラック」、餃子の金猫「金猫餃子」など。価格は800円から1100円。真夏の暑い日や、長い時間持ち運ぶ場合などに備えて、保冷キットも200円で売っている。

そしてこの新しい冷凍ラーメン自販機は、冷凍食品化した商品を自動販売機で販売することで、非接触で安心して商品を購入できる点も、うれしい。

「駅構内立地のため、通勤・通学や帰宅途中にも買い物を楽める」(東京メトロ)ってことで、「自分へのちょっとご褒美」で1杯1000円の冷凍ラーメンを買って帰る、といった利用シーンも想像できる。名店のリアル店舗に行く前に、東京メトロの駅構内で冷凍ラーメンを試してから、「臨場感ある熱々のリアル店舗へ行ってみたい」と思わせる、鉄道サービスが始まった感。

11月30日、東京メトロ飯田橋駅に出現した名店ラーメン自販機「FROZEN24マート」。営業時間は、東京メトロ飯田橋駅を発着する列車の始発から終電まで。

《レスポンス編集部》

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