フェラーリ、純利益は1.8倍に増加 2021年1-9月期決算

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フェラーリ(Ferrari)は11月2日、2021年1~9月期の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は30億9900万ユーロ(約4110億円)。前年同期の23億9100万ユーロに対して、29.6%増と2年ぶりに前年実績を上回った。

また、1~9月期の純利益は、6億1900万ユーロ(約820億円)。前年同期の3億4600万ユーロに対して、およそ1.8倍の増益と回復している。

売上高の30億9900万ユーロのうち、本業の自動車および補修パーツの売上高は、26億1900万ユーロ。前年同期比は、33.2%増とプラスを維持した。ブランドライセンス事業の売上高は、2億7700万ユーロ。前年同期比は4.5%増とプラスに転じている。

フェラーリのベネデット・ビグナCEOは、「2021年第3四半期(7~9月)と1~9月の業績で、2桁の成長を達成できたのは、全世界、とくに中国と米国での記録的な受注のおかげ」と述べている。

《森脇稔》

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