古河電池、EN規格バッテリーを刷新…プレミアム/ハイグレードの2シリーズを展開

古河電池 ECHNO ENプレミアム(左)とECHNO ENハイグレード(右)
  • 古河電池 ECHNO ENプレミアム(左)とECHNO ENハイグレード(右)

古河電池は、欧州EN規格対応の日本車仕様バッテリー「ECHNO(エクノ)ENシリーズ」をリニューアル、アイドリングストップ車対応の高始動・高容量タイプ「ECHNO ENプレミアム」と、通常車・補機用「ECHNO ENハイグレード」2シリーズとし、9月13日より販売を開始した。

近年、ハイブリッド車補機用、アイドルストップストップ車、通常車のエンジン始動用として日本車へのEN規格バッテリーの搭載が増え、車種や用途・性能の多様化が進んでいる。ECHNO ENシリーズは、寿命性能、エンジン始動性・充電受け入れ性をはじめとする古河電池の独自技術を採用し、日本車仕様に開発したEN規格バッテリー。耐久性重視のブックモールド製法に加え、電位特性に優れた「シミュレーション格子」を採用し、負極活物質には導電性が優れたカーボンを添加。格子の機械的強度の向上に加え、カーボンが導電ネットワークを形成し通電をサポートすることで、エンジンが始動しやすく、素早い充電が可能となる。

ECHNO ENプレミアムでは、「375LN2-IS」「390LN3-IS」「400LN4-IS」の電解液に「プレミムアルミ」を添加。充電回復性能が向上しIS車特有の充電不足による バッテリーの劣化を抑制する。また、高耐久ペースト採用により正極活物質の最適化、耐久性・耐食性に優れた合金の採用により寿命性能が向上している。

補償期間はプレミアムが30か月または5万km(国内最長)、ハイグレードが24か月または4万km。

古河電池は、多様化が進むEN規格バッテリーにて新たに3品種を追加、用途や性能に合わせた2シリーズ全8品種をラインアップし、さまざまなニーズに応えていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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