2021年8月24日、テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:トビアス・シュヴァインフルター)は、ロードサービス事業者向けの「ロードサービス テュフ認証」をサッポロ日昭自動車株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:赤地 勇己)に北海道地方で初めて発行したことを発表した。
北海道は、晩秋から春にかけて雪や凍結による道路交通への影響が大きく、また地方の都市を結ぶ幹線道路でのスピード超過による大型車や一般乗用車の大規模な事故が多く、日本の中でも有数の大陸的な交通網を有する土地である。北海道で初めて本認証を取得したことについてサッポロ日昭自動車株式会社 代表取締役社長 赤地勇己氏は、次のように述べている。
「弊社はロードサービスを20 年以上行ってまいりました。最初は、警察からの引き上げ依頼から始まり現在のアシスタンス会社からの誘導に至るまで、時代と共に求められる物事が多くなりました。人助けの観点から、サービスに変わると、当然内容も質も変わって来ます。10 年以上前から個人情報や事前の作業確認、お客様からの同意書へのサインをもらうなど、顧客への満足度の向上と共にエビデンスの重要性も現場で数多く経験してまいりました。都度改定を重ねてきた預かり書も、チェック項目がとても多く、個人情報含め預かり書の存在は、アシスタンス会社しいては、保険会社からの信頼を得るためにも、大切な工程でした。そして我々には客観的に弊社のオペレーションのレベルを示すことが必要であると感じておりました。時代のニーズに合致したこの度のロードサービス認証については、サービス内容の透明性と他社との差別化に大いなる意味合い持つ認証であります。認証を得ることがゴールではなく、継続することが大切なこの認証をしっかりと守っていけるよう一層のコンプライアンス遵守と安心していただけるサービスに努めてまいります。」
また、テュフ ラインランド ジャパン株式会社は、プレスリリースを通じ「本サービスにおける監査、認証サービスを通して、良い事業者の“見える化”を行い、エンドユーザーの安心、安全を目的としてロードサービス業界さらにオートアフターマーケットの発展、健全化に寄与して参ります」と、認証サービスの意義について言及された。
本取り組みは、エンドユーザーとロードサービス事業者の双方にとって、安心・安全の証を共有することができるというメリットがある素晴らしい事例と言える。このような取り組みが進むことで我々ユーザーの利便性が高まることを期待したい。