ニッパツ、金属基板の生産能力増強へ 自動車の電動化で需要拡大

金属基板(イメージ)
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ニッパツは8月30日、自動車の電動化加速に伴う需要拡大に対応するため、金属基板の生産能力を増強すると発表した。

金属基板は特にカーエレクトロニクス市場で高いシェアを有している。また今後、自動車のEV/HEV化が進む中で、高仕様の金属基板を使用するパワーモジュールの大幅な拡大が見込まれる。

同社は長野県の駒ヶ根工場とマレーシアで金属基板を製造。需要拡大に伴い受注が大きく増加しており、生産能力増強を目的として追加の設備投資を行うことを決定した。

投資額は10億円。2022年7月より稼働を開始し、生産能力は約30%アップする計画だ。さらに今回の第1期工事に続き、来期以降に第2期工事としての追加投資14億円を計画。将来の受注増を見込んで用地の取得や生産棟の追加建設も検討中だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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