乗用車の排ガス測定法を一部改正…国際基準調和

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  • 自動車基準調和世界フォーラム(WP29)の概要(参考画像)

国土交通省は8月5日、乗用車の排出ガス性能の基準調和を進めるため、関連する法令を改正すると発表した。

乗用車の排出ガス試験法として2016年10月に「軽・中量車の世界統一排出ガス測定法」(WLTCモード)が国内に導入した。今回、国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で「軽・中量車の世界統一排出ガス測定法に係る協定規則」が新たに採択された。

日本に同規則を導入することを目的に道路運送車両の保安基準の細目を定める告示を一部改正する。具体的には低出力車両に対しても乗用車の世界統一排出ガス・燃費試験方法に合わせた試験サイクルを適用する。これによって相互認証が推進され、自動車の国際流通が円滑になる。

2022年10月1日以降の新型車から適用する。

《レスポンス編集部》

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