ポルシェ世界販売31%増、日本は2年連続で増加 2021年上半期

ポルシェ・カイエン・ターボ・クーペ
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ポルシェ(Porsche)は7月30日、2021年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は15万3656台。前年同期比は31%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

上半期の市場別実績では、最大市場の中国が4万8654台を販売。前年同期比は23%増と、2年ぶりに増加した。中国を含めたアジア太平洋/アフリカ/中東地域も、25%増の6万9198台と回復する。日本は上半期、3924台を販売した。前年同期比は4.2%増と、2年連続で増加している。

単一市場で、中国に次いだのは米国。上半期の米国実績は、3万6326台。前年同期比は50%増と2年ぶりに増加した。欧州は4万0435台を販売し、前年同期比は25%増と、3年ぶりのプラスだ。このうち、ドイツ本国は1万3094台を売り上げ、前年同期比は22%増と、3年ぶりに増加している。

モデル別では、SUVの『カイエン』が4万4050台を売り上げ、引き続き『マカン』を上回り最量販車に。前年同期比は12%増と、2年ぶりに増加した。マカンは4万3618台を販売し、前年同期比は27%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。『911』シリーズは前年同期比22%増の2万0611台、『718』シリーズは33%増の1万1922台、『パナメーラ』は6%増の1万3633台。EVスポーツの『タイカン』は、1万9822台を販売している。

ポルシェの2020年の世界新車販売台数は、27万2162台。前年比は3%減と、10年ぶりに前年実績を下回っている。

《森脇稔》

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