古河電工、5.9GHz帯によるV2X通信の実験試験を実施へ

開発中のV2X通信用ロードサイトユニット
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  • 新技術・融合技術創出のイメージ

古河電気工業は7月26日、総務省から5.9GHz帯におけるV2X通信用の実験試験局免許を取得したと発表した。

同社では、5.9GHz帯V2X通信用の実験試験局免許を取得することで、情報とモビリティを融合した研究開発を推進し、将来の交通社会やモビリティ向上に向けた「次世代インフラ」の実現を目指す。

同社では、今回取得した5.9GHz帯V2X通信用の実験試験局免許を活用し、平塚事業所内で通信試験を始めとした研究開発を実施する。V2X通信が実現するV2V(車車間通信)、V2I(路車間通信)、V2P(歩行者車間通信)、V2N(ネットワーク車間通信)の機能を、使う人のうれしさにつなげる技術の研究開発を推進するとしている。

また、同社がこれまで培ってきたFTTHを始めとする光通信システムの領域と、V2X通信を融合することでV2X通信の付加価値向上を図り、モビリティ・インフラ領域での新技術創出を目指す。これらを基盤とした「次世代のインフラ」を提案し、社会実装を行うことで、社会基盤の発展に貢献していく。

《レスポンス編集部》

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