ホンダ(Honda)の中国部門は7月5日、中国における2021年上半期(1~6月)の新車販売の結果を発表した。
ホンダは上半期、中国で78万6535台を販売した。前年同期比は28.5%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。全販売台数78万6535台の内訳は、広汽ホンダが36万4624台を売り上げ、前年同期比は15.7%増とプラスに転じた。東風ホンダも42万1911台を販売し、前年同期の約1.4倍と回復を果たしている。
広汽ホンダでは、『アコード』、『クライダー』、『フィット』が販売の中心だ。東風ホンダでは、『シビック』、『CR-V』、『ヴェゼル』の東風ホンダ版、『XR-V』が販売の中心になる。アコードやCR-Vに設定されている「スポーツハイブリッド」も支持されている。
一方、ホンダの6月単月の中国新車販売台数は、11万8168台にとどまり、前年同月比は17.0%減と2か月連続で前年実績を下回った。ホンダの中国部門は、半導体などの部品供給の逼迫の影響、としている。