土石流災害の熱海市伊豆山、車検の有効期間を8月2日まで伸長

土石流災害を受けた熱海市伊豆山で救助活動を行う警察
  • 土石流災害を受けた熱海市伊豆山で救助活動を行う警察
  • 静岡県熱海市の土石流現場(7月5日)

国土交通省は7月5日、梅雨前線に伴う大雨による被害を受けた地域で自動車検査証の有効期間を伸長すると発表した。

梅雨前線の大雨による被害に伴い、静岡県熱海市伊豆山を使用の本拠とする自動車は、継続検査を受けることが困難で、自動車検査証の有効期間が切れ、使用に支障が生じるおそれがある。このため、熱海市伊豆山を対象に、自動車検査証の有効期間が2021年7月3日から8月1日までの自動車について、8月2日まで自動車検査証の有効期間を伸長する。

対象となる自動車は8月2日までに継続検査を受検してパスすれば自動車を使用できる。有効期間の伸長による自動車検査証の記載変更の手続きは不要。継続検査を受検するまでに自賠責保険契約期限が到来する場合、継続契約の締結手続きが8月2日を限度として猶予されるとしている。

また、状況に応じて有効期間の再伸長や対象地域を拡大も検討する。

《レスポンス編集部》

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