日産の米国販売34%増…キックス は9割増 2021年上半期

日産 キックス の2021年モデル(北米仕様)
  • 日産 キックス の2021年モデル(北米仕様)
  • 日産 ローグ 新型(北米仕様)
  • 日産 ムラーノ(北米仕様)
  • 日産 ヴァーサ(北米仕様)
  • 日産 マキシマ(北米仕様)
  • 日産 タイタン(北米仕様)
  • 日産 セントラ(北米仕様)
  • 日産 アルティマ(北米仕様)

日産自動車(Nissan)の米国部門の北米日産は7月1日、2021年上半期(1~6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は58万3701台。前年同期比は34.2%増だった。

全販売台数29万8148台のうち、日産ブランドは54万6764台。前年同期比は39.0%のプラスだ。日産ブランドの内訳は、乗用車が前年同期比35.1%増の19万8936台とプラスに転じた。SUVなどのライトトラックも、41.4%増の34万7828台と、3年ぶりのプラスとなった。

日産ブランドの乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が、6万1930台。前年同期比は10.3%減と、引き続き落ち込む。『セントラ』は7万7859台を販売。前年同期比は77.8%増と3年ぶりに前年実績を上回った。『ヴァーサ』は4万1321台で、前年同期比は108.3%増と回復。大型セダンの『マキシマ』は、1.2%減の9965台と、引き続き落ち込んだ。EVの『リーフ』は、前年同期比157.0%増の7729台とプラスに転じた。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、SUVの『ローグ』が18万2289台を販売し、日産ブランドの最量販車を維持。前年同期比は70.4%増と3年ぶりのプラスだ。大型ピックアップトラックの『タイタン』は、45.8%増の1万7776台と増加に転じた。

SUVの『ムラーノ』は、前年同期比9.9%減の2万7019台と、2年ぶりに前年実績を下回った。中型SUVの『パスファインダー』も、新型の投入を控えて、49.7%減の1万3552台と後退。小型SUVの『キックス』は、89.8%増の4万3962台と、2桁増を維持している。

インフィニティブランドは3万6937台を販売、前年同期比11.3%のマイナス。乗用車が1万0008台で9.4%減、ライトトラックが2万6929台で12.0%減だった。

2021年第2四半期(4~6月)の総販売台数(日産+インフィニティ)は29万8148台。前年同期比は68.1%増と3年ぶりに前年実績を上回った。全販売台数29万8148台のうち、日産ブランドは28万0282台。前年同期比は73.8%増と3年ぶりのプラスだ。インフィニティブランドは1万7866台で前年同期比は11%のプラスとなっている。

<訂正> 当初、上半期の数字と四半期の数字がまざっておりました。もうしわけございません。再出力いたしました。

《森脇稔》

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