プライベートジェット機がバイオ燃料でのフライトに成功…ホンダジェットエリート

バイオ燃料を使用するホンダジェットエリート(鹿児島空港)
  • バイオ燃料を使用するホンダジェットエリート(鹿児島空港)
  • バイオジェット燃料の初飛行:2021年6月4日、国交省が運用する飛行検査機、サイテーションCJ4
  • ユーグレナの使用例:ジェイアールバス東北が運行する定期観光バス
  • ユーグレナの使用例:日清オイリオの消防車

ユーグレナは6月29日、プライベートジェット機として利用している「ホンダジェットエリート」に、ユーグレナのバイオ燃料を使用したフライトを実施したと発表した。

民間航空機にユーグレナのバイオ燃料の使用は、世界で初めて。フライトは6月29日11時に鹿児島空港を離陸し、約90分間の飛行を経て羽田空港に着陸した。

今回のフライトで使用したバイオ燃料は、原料に使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)由来の油脂を使用してバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントのBICプロセスで製造したもの。外部検査機関による適合検査にパスしたものを既存石油系ジェット燃料と混合した。

プライベートジェット運航会社のJapan Biz Aviationは2021年秋にサービス開始を予定している「ホンダジェットエリート」の一般向けチャーターフライトで、利用者がバイオ燃料の使用をオプションとして選択可能にする。

一方、ユーグレナは同日、製造・販売するバイオ燃料のブランド名を「サステオ」にすると発表した

《レスポンス編集部》

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