米ホンダ、AT&Tとの提携を強化…車載Wi-Fiでワーナーのエンタメが視聴可能に

アキュラTLX新型のディスプレイに表示されたAT&Tの車載Wi-Fi
  • アキュラTLX新型のディスプレイに表示されたAT&Tの車載Wi-Fi
  • 「ワーナー・メディア・ライド(Warner Media RIDE)」アプリ

ホンダ(Honda)の米国部門は5月27日、AT&Tとの提携を強化し、AT&Tの車載Wi-Fiに接続することにより、エンターテインメントアプリの「ワーナー・メディア・ライド(Warner Media RIDE)」が、ホンダとアキュラの車内で利用可能になった、と発表した。

AT&Tは米国に本拠を置く情報通信サービス企業だ。スマートフォンなどのインターネット接続、データ通信、情報通信システムに関するビジネスソリューションを提供している。メディア企業のワーナー・メディアを傘下に持つ。

2017年からホンダとアキュラは、車内で最大7台のスマートフォンやタブレット端末を同時に接続できるAT&TのWi-Fiホットスポットサービスを顧客に提供してきた。

今回の提携強化により、ホンダ車とアキュラ車の乗員が、車内でワーナー・メディア・ライドアプリにアクセスすると、カートゥーンネットワーク、CNN、HBOMax、TruTVなどのチャンネルやサービスから、人気テレビ番組や映画、ライブ、アニメーション、ニュース、スポーツ番組などを視聴することができるようになった。

ワーナー・メディア・ライドは、「App Store」(iOS 11以降)、または 「Google Play」(Android 9以降)で利用できる。なお、ワーナー・メディア・ライドは、ログインしなくてもAT&Tの車載Wi-Fiを自動的に検出するため、セットアップが簡単、としている。

《森脇稔》

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