VW マルチバン 次期型、前後スライド式センターコンソール採用…格納式テーブル付き

フォルクスワーゲン・マルチバン 次期型のティザースケッチ
  • フォルクスワーゲン・マルチバン 次期型のティザースケッチ
  • フォルクスワーゲン・マルチバン 次期型のティザーイメージ
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フォルクスワーゲンは5月11日、2021年後半にワールドプレミアする予定の次期『マルチバン』(Volkswagen Multivan)に、前席と後席の間をスライドするセンターコンソールを採用すると発表した。後席での使用時には、格納式テーブルとしても機能する。

フォルクスワーゲンは1985年9月、ドイツ・フランクフルトで開催されたIAA国際モーターショー(商用車)において、商用バンの『T3』をベースにした乗用バージョン、初代マルチバンを発表した。

以来、『T4』、『T5』、現行の『T6』をベースにした乗用ミニバンとして、マルチバンが設定されてきた。2019年には、現行のマルチバンが大幅改良を受け、「マルチバン6.1」にアップデートされた。現行型には、新しいシートシステムやキャプテンシート、格納式テーブル、インテリジェントなインフォテインメントや先進運転支援システム(ADAS)を搭載している。

フォルクスワーゲンは次期マルチバンに、前席と後席の間をスライドするセンターコンソールを採用する。このスライド式センターコンソールは、後席での使用時には、格納式テーブルとしても機能する。

フォルクスワーゲンは、35年以上前の初代マルチバンにも後席用テーブルはあったが、次期マルチバンの柔軟に使えるテーブルは、マルチファンクションシステムにより、どの座席でもセンターコンソールとして使用できる、としている。
《森脇稔》

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