JR四国の『伊予灘ものがたり』、ラストランは12月27日 2021年度下期の観光列車運行計画

12月が最後の運行となる『伊予灘ものがたり』。
  • 12月が最後の運行となる『伊予灘ものがたり』。
  • 下灘駅に停車中の『伊予灘ものがたり』。

JR四国は5月11日、2021年度下半期の観光列車運行計画を発表した。予讃線の観光列車『伊予灘ものがたり』の運行が12月27日限りで終了する。

『伊予灘ものがたり』は2014年7月から運行を開始。キハ47形一般型気動車を改造した2両編成で、キハ40系としては珍しいグリーン車(キロ47 1401+キロ47 1402)となっている。

運転区間は松山~伊予大洲・八幡浜間だが、現在、愛媛県が新型コロナウイルスの「まん延防止等重点地域」に指定されていることから、5月15~30日の運休が決定している。

JR四国の発表によると、2021年の下半期は土休日と月・金曜(一部を除く)の延べ47日間の運行が予定されており、10月1・11日、11月8日、12月3~6日にはラストランを前にした特別企画での運行を行なう予定。

JR四国の観光列車ではこのほか、『志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり』が、10月8日~12月の金曜に土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で運行される予定。時刻は高知12時発~奈半利14時28分着・15時17分発~17時57分着で、旅行商品として運行される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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