【SUPER GT 第2戦】WedsSport ADVAN GR Supraがポールポジションを獲得…GT300クラスはSUBARU BRZがポールポジション
3日に静岡県・富士スピードウェイでSUPER GT第2戦の公式予選が行われ、GT500クラスは#19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)が、GT300クラスは#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションを獲得した。
第2戦は500kmレース。通常SUPER GTは300kmで争われるが、今シーズンは第2戦のみが500kmレースとなる。そのため第3ドライバーの登録が可能となり、ここまで病気療養で参戦できなかった#1 STANLEY NSX-GTのレギュラードライバー牧野任祐が第3ドライバーとしてレースに復帰するこになった。GT500クラスはこの1チームだけが第3ドライバーを起用。GT300クラスは4チームが第3ドライバーを起用してきた。
GT500クラスの公式予選は15台全車が10分間のQ1を走行し、上位8台がQ2に進んで10分間のタイムアタックを行う。Q1では開幕戦に続き昨年のチャンピオン#1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/武藤英紀)が敗退。そしてトヨタSupraは6台すべてがQ2に進出し、ホンダNSX-GTとニッサンGT-Rはそれぞれ1台だけがQ2に進出した。
ポールポジションをかけたタイムアタック合戦が行われる予選Q2。残り1分半となったところで#38 ZENT CERUMO GR Supraの立川祐路が1分27秒114を記録してトップに浮上してきた。しかし残り40秒で#19 WedsSport ADVAN GR Supraの宮田莉朋が1分26秒496という驚異的なタイムを記録して逆転トップ。ライバルたちはそのタイム目指してタイムアタックを行うが、1分27秒を切れるものはしばらく現れなかった。チェッカーフラッグが振られ最後のアタックが行われる中、#8 ARTA NSX-GTの福住仁嶺が凄まじい走りでポールポジションタイムに迫ったが1000分の3秒及ばず、#19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)が見事ポールポジションを獲得した。
2位は#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)。立川は最後のラップでタイムを更新したが1分27秒を切ることはできず#38 ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)が3位。以下#36 au TOM'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)、#37 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/阪口晴南)、#14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)と続き、ニッサンGT-Rは7位の#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が最高位となった。