トヨタ自動車とイオンの物流機能子会社であるイオングローバルSCMは4月28日、物流改善やカーボンニュートラルの取り組みについて共同で検討を進めていくことで合意したと発表した。
トヨタのTPS(Toyota Production System トヨタ生産方式)ノウハウ、コネクティッド・電動化技術と、イオングローバルSCMが培った小売業の物流ノウハウを組み合わせることで、物流業界が抱える人手不足、カーボンニュートラルといった共通課題を解決するとともに、サプライチェーン全体を効率化する仕組みや、コネクティッドシステムを構築することで人々の暮らしを支え、物流の未来を創造することに取り組んでいく。
両社はこの取り組みを、トヨタがいすゞ自動車、日野自動車と公表したCASE対応を加速させるプロジェクト「Commercial Japan Partnership」としても位置付け、ともに豊かな社会づくりに向けた協業を進めていく。今後、協業内容を深めるとともに、志を同じくする新たなパートナーとの連携についてもオープンに検討していく。