BMWグループ、実質利益が4.7倍と増加 2021年第1四半期暫定決算

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BMWグループ(BMW Group)は4月19日、2021年第1四半期(1~3月)の決算(暫定値)を発表した。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の第1四半期のEBIT(利払前・税引前利益)は、37億5700万ユーロ(約4885億円)。前年同期の7億9800万ユーロに対して、4.7倍と大きく伸びた。

グループ全体の37億5700万ユーロのEBITのうち、主力の自動車部門のEBITは、22億3600万ユーロ(約2910億円)。前年同期の2億2900万ユーロに対して、およそ10倍と大幅な増加となった。

BMWグループによると、大幅な増益となった要因は、世界の主要市場、とくに中国において、第1四半期の新車販売が好調だったため。BMWグループのすべてのブランドで、売上高が伸びているという。

さらに、為替相場のプラス効果や中古車に対する高い需要も、好決算につながった、としている。

《森脇稔》

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