日立アステモ、電動化やセンシング技術などを展示予定…上海モーターショー2021

日立アステモ汽車系統 ブースイメージ
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日立アステモの中国における地域統括会社である日立アステモ汽車系統は、4月19日から28日まで開催される上海モーターショー2021に出展し、安全性・快適性の向上や環境保全に寄与する先進的なモビリティソリューションを紹介する。

中国はCO2排出量を2030年までに減少に転じさせ、2060年までにカーボンニュートラルをめざす政府目標を掲げている。2035年をめどに新車販売のすべてを「環境対応車」とし、半数を電気自動車(EV)が中心となる新エネルギー車、残りの半数も全てハイブリッド車(HV)とする方向で検討。また、事故撲滅、渋滞解消、運転者の負荷軽減など、ADAS(先進運転支援システム)関連製品についても、特に中国での市場拡大が見込まれている。

日立アステモ汽車系統は、このような中国での市場動向にて、これからの自動車や二輪車の開発に貢献する先進的なモビリティソリューションを提供している。今回は、国家会展中心(上海)の日立アステモ汽車系統ブースにて、電動化や自動運転など自動車のメガトレンドや二輪車の進化に対応する数々の製品、技術を一堂に展示し、紹介する。

車両型展示エリアでは、 ニーズが高まる「電動化システム」を支えるモーター、インバーターや、カメラやレーダーなどの周辺認識センサーを組み合わせて車両の周囲の状況を検知するセンシング技術、さらに見えないエリアを先読みするリスク予測技術と、それらの情報を基に車両制御を実現する「自動運転システム」をショーケースカーに搭載し展示。また、日立アステモの技術が搭載された二輪車を展示し、実機と映像にて紹介する。

技術展示エリアでは、 自動車および二輪車が形づくるモビリティ社会に貢献する電動パワートレイン、AD(自動運転)/ADAS、シャシー、二輪車用システムの様々な製品・技術を紹介する。

《纐纈敏也@DAYS》

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