豊田合成、電池やモーターを冷却する「冷却配管モック」など紹介へ…上海モーターショー2021

豊田合成 ブースイメージ
  • 豊田合成 ブースイメージ
  • 電動車の冷水の流れを紹介する冷却配管モック
  • 次世代セーフティシステム(コンセプトモデル)
  • ハンドルモジュール(コンセプトモデル)

豊田合成は、4月19日から28日まで開催される「上海モーターショー2021」に、電動車や自動運転向け製品を出展する。

豊田合成は、自動車市場として世界最大の中国を重点市場に据え、エアバッグや機能部品など付加価値の高い製品の販売拡大に取り組んでいる。今回のモーターショーでは、同国で普及が見込まれるEVなどの電動車や自動運転に関連した製品をはじめ、安心・安全・快適に貢献する各種自動車部品などを紹介する。

電動車向け製品では、ゴムや樹脂製の冷水パイプを用いて電池やモーターを冷却する「冷却配管モック」(コンセプトモデル)を出展する。自動運転に対応した製品としては、乗員の姿勢の多様化に対応するためエアバッグをシートに一体化した「次世代セーフティシステム」(コンセプトモデル)を紹介する。また、人とシステムが協調して車を操作するための新たな「ヒューマン・マシン・インターフェイス機能」をハンドルに付加した「ハンドルモジュール」(コンセプトモデル)は、カメラとセンサでドライバーの状態を感知する「見守り機能」や、光や振動などでドライバーに情報を伝える「インフォメーション機能」を搭載する。

《纐纈敏也@DAYS》

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