【スーパー耐久 開幕戦】決勝レースは悪天候で途中終了、777号車D’station ヴァンテージが優勝

2021スーパー耐久 開幕戦もてぎ
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2021年のスーパー耐久シリーズpowered by HANKOOK第1戦「もてぎスーパー耐久5 Hours Race」の決勝が行われたが、悪天候のため残り1時間のところでレースが途中終了。最高峰のST-XクラスはNo.777 D’sation Vantage GT3が優勝を飾った。

予選日までの好天から一転して、決勝日は朝から雨模様となった。今年からスーパー耐久ではハンコックタイヤがオフィシャルタイヤサプライヤーとなったが、各チームとも事前にウエットタイヤでのテスト走行ができていないこともあり、急きょ決勝レース前に15分間のウォームアップ走行が設けられ、ウエットタイヤの確認を行っていた。

そのため、予定より15分遅い12時00分からレーススタートとなったが、雨量も多いため、セーフティカー先導でレース開始となった。4周目に入るところから本格的にレースが始まると、ST-XクラスではNo.81 DAISHIN GT3 GT-RとNo.31 LEXUS RCF GT3が先行する展開となったが、レース中盤になるにつれてを777号車がポジションを上げ、開始から2時間をすぎたところでトップに浮上した。

しかし、レースが進むにつれて雨の量はますます増えていき、開始2時間6分のところで安全確保のためセーフティカーが導入。およそ15分後には再開されたが、それでもコース各所でスピンする車両が後を絶たず、2時間45分を迎えるところで2度目のセーフティカー導入となった。

雨足が弱まるのを待ったが、天候回復の見込みはなく、開始から3時間25分のところで赤旗が出され、レース中断となった。その後も、雨は強くなる一方で、16時00分にレースの途中終了が正式に発表された。

これにより、ST-Xクラスは777号車が優勝。チャンピオン獲得に向け幸先の良いスタートを切った。2位にはNo.290 Floral UEMATSU FG 720S GT3、3位にはPC Okazaki 911 GT3Rが続いた。

ST-ZクラスはNo.22 WAIMARAMA EBI Cayman GT4、ST-TCRクラスはNo.75 おとぎの国 CIVIC TCR、ST-QクラスはNo.28 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA、ST-1クラスはNo.2 シンティアム アップルKTM、ST-2クラスはKTMS GR YARIS、ST-3クラスはQUEEN EYES 34Z、ST-4クラスはNo.884 林テレンプ SHADE RACING 86、ST-5クラスはodula TONE MOTULロードスターが、それぞれクラス優勝を果たした。

《吉田 知弘》

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