VWグループの営業利益43%減、世界新車販売が5年ぶりに減少 2020年通期決算

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は2月26日、2020年通期(1~12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、2228億8400万ユーロ(約28兆7075億円)。前年の2526億3200万ユーロに対して、11.8%減とマイナスに転じた。

また、2020年通期の営業利益は、96億7500万ユーロ(約1兆2460億円)。前年の169億6000万ユーロに対して、43%の減益となっている。

大幅な減益となったのは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大により、新車販売が落ち込んだため。2020年の世界新車販売台数は930万5400台。前年比は15.2%減と、2015年以来、5年ぶりに前年実績を下回った。

2020年の市場別販売は、最大市場の中国が、前年比9.1%減の384万9000台と5年ぶりに減少した。中国以外のアジア太平洋地域も、9%減の27万3200台にとどまった。

北米は、前年比17.4%減の78万5800台と、3年連続のマイナス。このうち、米国は12.1%減の57万4800台だった。南米は、前年比19.5%減の48万9700台と落ち込んだ。

西欧も、前年比21.6%減の293万9900台と後退した。中央および東欧は67万7000台を販売し、前年比は15.6%のマイナス。中東とアフリカも、12.3%減の29万0700台と減少している。

《森脇稔》

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